R7年の1月10日(金)に開催されました多職種連携研修会が終了しました!!
当日はDr・訪看・リハ・ケアマネ・ヘルパーなど、多くの方にご参加いただきまして、予定定員を上回る状況でした。
事前のアイスブレイクゲームでは、各チーム真剣に取り組んでいただき、緊張感が一気に和らぎ、その後のグループワークも各チーム、それぞれリラックスして活発に発言されていました。
グループワークの前に、地域包括支援センターから「今後の大村市の状況」についてお話をされましたが、非常にわかりやすく、現在の高齢化率は25.9%程で、大村市は今後2050年に向けて右肩上がりで後期高齢者の人口が増加傾向であることや、「大村市は人生の最期を安心して最後まで迎えられるまちか」という問いに対して、65歳以上の元気な方・要支援認定者の方は、38.7%が「そう思う」と回答されているのに対して、52.5%の方が「わからない」と回答されていることなど、皆さん熱心に聞かれているのが印象的でした。
グループワークでは「在宅で看取り期にある方を多職種でどのように支援していくか」をテーマに、スタッフ手作りの架空事例動画紹介をさせていただき、そこから課題や解決方法を出していただきました。各グループ、様々な意見が出ていましたが、「本人や家族が安心して生活を営むには、チームとしてどのような支援が必要か」を現場の経験を交えながら話されていました。
事後アンケート結果からも、
・自分の知識につながりました
・多職種で色々な意見が聴けて良かった
・同じ意見があるのに、アプローチの違いが勉強になりました
・ACPについても理解を深めることができました
・他のグループの意見をしっかり聞きたかった
など、その反響の大きさに驚いているところです。
私たちも、この研修会内容を再度確認し、貴重なご意見を今後の活動の参考にさせていただきたいと思います。
詳しいアンケート結果はこちらから↓
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大村市では「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」の普及啓発を行っております。あなたや大切な人の「もしもの時」に備えて、話し合ってみませんか?今後も自分らしく生活するために、家族など大切な人と話し合って、ACPの手びき(←詳しくはここをクリック)などに書き残しておきましょう。
【研修案内】多職種連携研修会を開催します!
開催日:R7年1月10日(金)
自宅で暮らされている方やそのご家族をサポートしている医療・介護従事者向けの研修会です。
当事業所が令和5年度に訪問介護・訪問看護・居宅介護事業所へ向けて実施させていただいた「看取りに関するアンケート」結果より、看取りの場面に遭遇したことが無い職員が全体の40%以上で、いざ看取りとなるとどうしたらいいか分からない、経験不足であり心配、という意見も多く、看取り期の多職種連携の手法や支援方法などを話し合う場を希望する意見も多くあり、今回研修会を開催することといたしました。
「本人が望む場所で最期まで穏やかに生活できる」という目標に向かい、より良い職種間の連携ができることを期待した研修会になればと考えております。
申し込みはQRコード、または、FAXにて12/20までにお願いします。
↓申し込みはこちらから